ラブアン島にオフショア法人を設立するメリットとデメリットを挙げてみた


マレーシアへの移住、住みたいけれどMM2Hの条件は満たせない…かと言ってマレーシア法人を設立して、就労ビザを取得する資本金は無い…という方も多いと思います。
ラブアン法人は、そういう方にとって検討すべき選択肢でもあります。
今回は、ラブアン法人を活用するメリットとデメリットについてまとめてみたいと思います。

まず「ラブアン法人」とは?

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マレーシアには、通常の現地法人制度であるSDN BHDの他に、「ラブアン法人」という制度があります。ラブアン法人とは、西マレーシアの沖合に位置する金融特区ラブアン島において設立することができる法人。ラブアン島は、税金が非常に安く、また居住取締役が不要とされているなど法人設立のハードルが非常に低く設定されているのです。

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ただし、マレーシア居住者との取引には制限があるので、「マレーシア国内に店舗を構えてビジネスをしたい」などの考えがある方には、基本的には合わないものとなります。まずラブアン法人を設立し、その後にマレーシア現地法人を設立するという活用方法も考えられます。(どうしてもラブアン法人を活用したい場合)

マレーシア法人SDN.BHD.を利用する場合やMM2Hを利用する場合と比較して、ラブアン法人の活用メリット・デメリットを見て行きましょう。

ラブアン法人のメリット

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・就労ビザを申請する場合でも、最低資本金の制限がない
SDN.BHD.の場合、外資100%の場合、最低50万RMが求められます。(貿易業なら100万RM)
・就労ビザを取得する際の手続きがシンプルでスピーディー
会社設立は、申請から1週間、就労ビザは申請から約1ヶ月。さらにMM2Hと比べても、必要書類が少ない。
資産管理をするという名目の法人でも就労ビザの取得が可能
マレーシア法人では不可
マレーシア法人の元で取得する就労ビザと同様、有効期間2年間の就労ビザが取得でき、条件を満たせば更新も可能
・ラブアン法人でビザを取得した場合でも、ラブアン島に居住、事務所を構える必要がない
マレーシア法人の場合、ビザ取得にはオフィスが必須になります。
・ラブアン法人設立後に、マレーシア法人を子会社として設立することで、マレーシア国内でのビジネスも可能になる。
ただし、その際は外国人がマレーシア国内でビジネスをする場合の法冷に従う必要がある。
Non-trading companyであればラブアンでは法人税がゼロ。
Trading companyの場合、3%か低額2万RM
ただし、投資先がサービスを提供する先の各国において、各国の税制に基づいて課税されることはあるので注意。
・オフショアの銀行だけでなく、オンショア(マレーシア国内の普通の銀行)においても口座開設が可能
Maybank、Public Bankで開設ができ、オフショアよりもオンショアの銀行で口座開設するのが一般的。
・マレーシア法人と違って、居住取締役が不要
将来マレーシアを離れる場合でも、ラブアン法人を解散する必要がありません。
マレーシア法人の場合、居住取締役が最低2名必要となり、マレーシアを離れる場合は解散、または後任者を専任する必要があります。

ラブアン法人のデメリット

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・取引通貨としてマレーシアリンギットが使えません。
・MM2Hでマレーシア移住する場合、資産管理会社をラブアン法人で設立し、就労ビザを取得して移住する場合を比べると、ラブアン法人を設立する場合は毎年維持費がかかります。
・マレーシア国内の不動産に投資、などに関してマレーシアの税法が適用。

マレーシア居住者との取引に制限がある
制限なので、取引が出来ないわけではないですが、その場合についてはラブアン税制ではなく、通常のマレーシア税制が適用されます。
マレーシア居住者に対してビジネスを行いたい場合、マレーシア法人(SDN. BHD.)を別途子会社の形で設立する必要があります。
・マレーシア国内に事務所を設立することも不可能ではないが(クアラルンプールとイスカンダル地域のみ)、事務所を設けたとしてもマレーシア居住者とのビジネスができるようになるわけではなく、活動範囲には法律上の制限があります。
さらに、マレーシア国内に設置した事務所では、雇用スタッフの人数にも法律上制限があり、ラブアン当局に対してマレーシア国内の事務所の維持費を毎年支払う必要があります。
マレーシア国内に事務所を設置を希望する場合は現地法人の設立をお勧めします。

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以上のメリットとデメリットから考えると、マレーシアに住みたい、住む必要がある方で、マレーシア国外からインターネットなどを活用して利益を上げることが出来る方、国外のクライアントにコンサルティングの提供を考えている方には、魅力的な選択肢といえるので、ぜひ自分にあった海外進出・マレーシア進出をご検討下さい!

 

 

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