マレーシアに10年間住めるビザMM2Hの取得条件

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MM2Hとは、マレーシア政府によって推進されている長期滞在ビザです。
マレーシア政府により10年間の長期滞在が許可されるビザの取得条件や取得メリットについてご紹介したいと思います。

MM2H

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MM2H =マレーシア・マイ・セカンド・ホーム
マレーシア政府によって推進されている長期滞在ビザです。
年齢制限や宗教上の制限も無く、経済面での申請条件をクリアすると誰でも取得できます。

10年間の長期滞在が許可され、10年後以降の更新も可能。

マレーシアの長期滞在の希望国ランキングでも5年連続で首位をキープしています。
マレーシアはロングステイの最適地のひとつでもあります。
近年では、30~50歳代の取得が増え、資産のリスクヘッジや日本以外の国に生活拠点を移す動きが加速しています。

取得者数全体も2011年に急激に増加し、400名を上回り、2012年には800名以上の取得者数がありました。
2013年、2014年と日本人取得者は多く、勢いが続いています

 

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海外に長期滞在することを考えると、かなりの定期預金、投資をする必要があり、国によっては英語力、企業経営の経験などを問われることもあります。
手軽に移住ができる国として、マレーシア・タイ・フィリピンがあげられ、東南アジア諸国に比べ、政治、経済、治安が安定していて、物価も安いので日本と同じ生活コストでより豊かな生活を楽しむことができ、マレーシアが最も日本人のロングステイに適した国と言えそうです。

 申請条件と注意

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・マレーシアと国交のある国の人ならどなたでも申請できる最長10年の長期滞在ビザ
(ビザはパスポートの有効期限と同期間発行されます。ビザ期間が10年に満たない場合、パスポート更新後にExtension延長手続きが可能)
・年齢制限なし

・申請時に経済的証明をする必要がある

・10年後も移民局から認められれば更新が可能(Renewal更新手続きが必要)

・永住権の獲得は出来ず、永住はできない

・申請者は配偶者と21歳未満の未婚の子供、60歳以上の両親を同行させることが可能
(両親の申請は代表者のビザが発行されてから行う。同行できる両親は代表者の両親のみ)

・マレーシア人と結婚した外国人も申請が可能
(配偶者ビザの申請も可能)

経済的証明

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50歳以上の方

・最低35万リンギット(約875万円)以上の財産証明、月額1万リンギット(約25万円)以上の収入証明または年金証明が必要。
※財産には預金、有価証券が含まれます。残高証明は、申請時から3ヶ月間さかのぼり、各月規定額が預金されている残高証明が必要。
※年金証明は基礎年金の他、厚生年金と政府が承認し企業年金も含まれます。

・仮承認がおりた後は、そのうち15万リンギット(約375万円)をマレーシアの金融機関に定期預金する必要がある
※2年目以降は医療費、家の購入、同行した子どもの教育費目的に5万リンギット引き出す事が可能

 

50歳未満の方

・最低50万リンギット(約1250万円)以上の財産証明、月額1万リンギット(約25万円)以上の収入証明が必要。

・仮承認が下りた後は、そのうちの30万リンギット(約750万円)をマレーシアの金融機関に定期預金する必要がある。
※2年目以降は医療費、家の購入、同行した子どもの教育費目的に15万リンギット引き出す事が可能

その他

車の輸入
個人で所有している車は、1台無税でマレーシアへ持ち込むことができます。
※ビザ取得時に取得者名義で6ヶ月以上保有していることが条件。新車は不可。

家の購入
50万リンギット(約1360万円)以上の家の購入が可能
※最低購入額は州によって異なる

パートタイム
専門技術を持っている50歳以上の方は、週20時間以内で仕事をすることが可能

MM2Hビザ取得のメリット

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  •  マレーシアに10年間の滞在ができる
  • 10年以降も更新して延長し、10年以上の滞在が可能
  • マレーシアを中心に世界中でロングステイを楽しむことができる
  • 日本以外に生活拠点を持てる
  • 自由に入出国ができる(滞在義務がない)
  • マレーシアに銀行口座の所有が可能
  • 資産のリスクヘッジとして活用できる
  • 定期預金の利率が良く、利子に対する税金免除
  • 年金に対する税金免除
  • マレーシアには相続税がない
  • 住宅の購入ができ、住宅ローンを組む際に融資枠が一般に比べて良い
  • 日本から車を免税で持っていくことができる
  • 国産車を市場価格より約40%安く購入できる
  • 就労が可能(条件あり・週20時間まで)
  • 事業の投資ができる(政府ガイドライン有り)
  • 家族も連れて行くことができる
  • 子ども、孫にマレーシアのインターナショナルスクール、大学に通わせられる

 

上記情報は2015年3月現在の情報です。
情報は予告なしに変更となる場合がございます。

MM2H取得の今おススメな理由、そしてメリットについてご紹介しました。
※MM2Hの取得条件などは、予告なしに変更される場合があります。

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