法人の設立やマレーシア移住のご相談に乗っていると、「マレーシアは英語ですか?英語はペラペラじゃないと暮らしていけないですか?」というご質問を受けることがよくあります。基本的にタクシー・空港・スーパーマーケット・銀行など、生活に必要な英語は話せた方が便利です。ただ、逆に考えると、英語でマレーシア人と会話する機会はそれくらいです。今日はマレーシア人の英語について記事を書いてみます。
アメリカで生活していたので、以前は意識してませんでしたが、
マレーに来てから
“Why you have strong American/Japanese accent?”
なぜそんなにアメリカ訛り(日本訛り)が強いの?
“Where are you from?”
どこ出身なの?またはなに人なの?
と聞かれることがよくあります。
地形的にか歴史的背景的にかマレーシアにいる白人は
オーストラリア人やイギリス人が多いです。アメリカ人に会うことは比較的少ないです。
マレーシアはマレー系、インド系、中華系の3人種がいて
ほとんどの人が英語を話せます。
マレー語+英語
ヒンディーまたはタミル語+英語
中国語+英語
など、マレーシアで生まれ育った人はだいたい
自分のルーツの言語と英語ができます。
タイトルの通りマレーシア人の英語を
マングリッシュ Manglish
というのですが、マレーシア独特のアクセントがあります。
今日はマングリッシュの特徴を2つ紹介をしてみましょう。
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Lah? (ラー)
語尾や疑問系の文末に必ずといっていいほどつきます。
“No problem, lah?”
おそらく”だよ”とか”だよね”みたいなニュアンスで使われているのでしょう。
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Three (チュリー)
日本人も苦手としている”th”の発音ですが、マレーシア人もこの音はマレー語の中にないのか、3のことをチュリーと発音します。
ちなみに2は→チューなので、ほとんど聞き分けられないです。
私の携帯番号は”23″と並んでいて電話ではかなりはっきり発音しないと
聞き分けてもらえません。
私の発音の問題と思いきや、こんなyoutube動画を発見しました。
この動画のSoo Honくんはかなり綺麗な英語ですが、
マレーシア人がThreeの発音にかなり問題があると説明しています。
マレーシアに来てとりあえず英語がわかりにくかったら、
Soo Honくんの動画の通り、LahとBroだけ使いこなせればなんとかなります。
3本の木を”Three trees”を発音してマレーシア人に聞き分けてもらえたら奇跡です。
まとめ
マレーシアに移住するのに英語が話せないといけないですか?というご質問にはいつも「話せた方がいいけど、現時点で話せなくても生活しているうちに必要なことは身についていきます。」とお答えしています。