クアラルンプールでは毎年「盆踊り大会」が開催されています。なんとこの盆踊り大会、1日で3万人もの人々が来場する都言われているビッグフェスなのです。その参加者はほとんどがマレーシア人。
会場に足を踏み入れて驚く予想以上の規模と熱気は日本の盆踊りにも勝ります。
クアラルンプール日本人会主催の盆踊り大会のアクセスと会場情報など紹介したいと思います。
長年続いているクアラルンプールの「盆踊り大会」
日本人会が主催となって70年代半ばから行われているこの盆踊り大会。1日で3万人もの人が訪れる海外では最大規模の盆踊り大会です。
マレーシアでは、他のアジア諸国と同じように80年代から日本のアニメ、マンガ、ドラマといったものが受け入れられ、高い人気があります。
マハティール元大統領が進めた東方政策によって、日本との経済交流・文化交流が行われてきたのです。かねてから友好関係を結んできた両国ですから、盆踊り大会が開催されていることは不思議ではないのですが、その規模には驚きました。
日本のお祭りの雰囲気も味わいつつ、外国ならではの違いも楽しめることもあり、個人的には日本のお祭りより楽しめました。
Bon Odori Festival
盆踊り大会は、毎年7月~9月に開催されます。昨年は9月に行われ、今年は節目となる40回目、2016年は7月に開催が決定しています。(日時・場所は下記に掲載)
開催日や場所は、クアラルンプール日本人会のWebサイトでチェックすることができます。開催場所は、KL郊外のShah Alam(シャーアラム)。日本企業の工場が多い地域です。
開催場所の正式名称はShah Alam Kompleks Sukan Negaraですが、グーグルマップだと違う名前で出て来てしまうので、 Panasonic Sports Complex またはPanasonic National Sports Centreで検索するほうが確実に調べられるでしょう。
ほとんどの方が車で来場されますが、利便性を考えても車が1番おすすめですが、駐車場には止められない可能性も高いために、セキュリティには注意を。持ち歩かない荷物はトランクに入れておきましょう。
一般駐車場は早く行かないとすぐに満車になってしまいます。
ここのエリアは工場が多く、週末はあまり人は集まってこない所なので、盆踊りに行く人以外に集まらないので、スタジアム周辺にはいくらでも路駐スペースはあります。
車で行けないとしたら、最寄駅からバスで。当日、午後4時~11時までKTMのShah Alam駅からスタジアム前まで無料のシャトルバスが運行されています。(帰りにタクシーを拾うのは難しいです。)
電車のKTMは30分に1本しか走らないうえに、時刻表は無いと同じなので時間の計算がしにくいですね…。なので電車で行かれる際は、時間に余裕を持って行動されることをおすすめします。
盆踊り大会会場へ行くと
会場に入ったらまずうちわを貰いましょう!だいたい日本企業の広告が裏面に入っています。
そのまま奥に入っていき、グランドの真ん中にヤグラと太鼓があります。お祭りらしく周りにはたくさんの露店が!お祭りと言ったら露店も楽しみの1つですからね。
露店ではなんと回転寿司まであるんです。日本のお祭りなので日本食系のお店が半分以上あったと思います。焼きそば、おにぎり、ラムネなんかのお店も出ています。
南国らしいトロピカルなアイスが食べられたりするのですが、ドリアンアイスはかなりの臭いなので気を付けて下さい…。
メインの盆踊りは…
みなさん盆踊りは踊れますか?
日本のお祭りでも基本的に見る側だった私は踊りも覚えていなかったのですが…マレーシアの人達がたくさん盆踊りを踊っているんです。積極的に参加していました。
スタジアムのスタンドではまったりと見ている人もたくさんいますが、同じくらいヤグラの周りで盆踊りを踊っているのです。ほとんどがマレーシアの人達ですが、なかには欧米の観光客も踊られていました。
日本の夏祭りより大規模し人目も気にならないので、気分も高揚して踊りたくなるでしょう。
20分~30分の間に4曲の盆踊りが行われます。東京音頭、花笠音頭など有名どころがメインなので、日本人のみなさんならだいたい聞いたことがあるでしょう。
2016年は40回目の「Bon Odori Festival 2016」
踊って、汗をかいて最高にハッピーな気分になれる盆踊り大会。今年は40回目の節目を迎えます。調べたところ、日時も決定し発表されていました。
「Bon Odori Festival 2016」
日程:2016年7月23日(土)
場所: Kompleks Sukan Negara Shah Alam, Section 21
日本の盆踊りとは違った明るくハッピーなノリをみなさんも体験してみてはいかがでしょうか。盆踊り踊れますか?盆踊り大会に向けて、チェックしてみてはいかがでしょうか。