サインやパスポートの証明、Notary Public(公証人)とは?

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日本では大事な書類に印鑑を押す時、一緒に印鑑証明の提出を求められることがありますよね。押した印鑑が本人のものであるかを証明しますが、マレーシアでは印鑑の代わりにサインをする「サイン社会」です。

大事な書類のサインはどのようにされているのかについて紹介したいと思います。

Notary サイン証明

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マレーシアでは住民登録のような戸籍管理のシステムがないので、役所にサインを届けることも無く、サイン証明などの発行なんてありません。

そもそもサインって、その日の調子?によって微妙に変わったりすると思います。パッと見て似ているものも作れてしまうでしょう。

 

では、どのようにして本人であるか証明するの?

という時に登場するのがNotary Public(ノータリー パブリック)という人。

Notary Publicとは、日本語だと公証人と訳されますが、名前の通り州や市からライセンスを受けた公の証人になってくれる人たちです。
欧米では各種証明書を発行できる非常に権威ある存在です。ほとんど全ての書類には公証人の証明がついています。

日本でも公証人は存在しますが、日本の法律は欧米の法律と異なる面があり、日本の公証人では「公文書」の事実証明を行うことができません。

 

マレーシアでは、重要な書類にサインをする時は、Notary Publicの所へ行き、Notary Publicの目の前で書類にサインをして、その人が証人として「本人であることを確認しました。」という事で書類にサインとスタンプを押してサインの証明とするのです。
もちろん、サインをする前位には本人確認で免許証などの身分証明書の提示、別紙にサイン・拇印をするなどのチェックする仕組みは用意されています。

その他に、コピー証明というものも行っています。
例として挙げると、パスポートのコピーを提出する場合に、スキャナでスキャンをして、フォトショップで加工してからプリントする…ということも考えられるので、そのような事を防ぐための証明になります。

こういった場合は、パスポートをNotary Publicの所で持っていき、Notary Publicがコピーをとり、オリジナルからコピーをしたものであることを証明してもらいます。
(コピーにNotary Publicのサインをするわけにもいかないので、エンボススタンプが押されます。)

 

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マレーシアに住んでいるとたまに必要になることもあるNotary Public。

ラブアン島の会社開設ビザを発行の最は、ご自身でNotray Publicに行くまたはパスポートの原本を郵送し、Notary Publicでの承認が必要です。

公証人証明、パスポートのコピー認証など各種証明書の取得に関してご検討中の片、またお悩みの方はぜひ一度ご連絡下さい。

 

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