【ハラルマーケット】日本とマレーシアの2020年に向けての取り組みについて調べてみた

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今マレーシアでは”VISION 2020″、日本では”東京オリンピックにむけて経済が発展してきていますね。
現在、世界で約19億人、世界人口の27%にあたるイスラム教徒(ムスリム)は、教えに従った食生活をしていますよね。すでにその食のマーケットは巨大なものですが、さらなる人口増加とともに市場の拡大が見込まれています。今回は拡大するハラルマーケットと、マレーシアと日本がそれぞれ目指す2020年についてまとめてみたいと思います。

ハラルとは?

  1. ハラルHALAL)は、イスラム教の教えに基づき「合法的なもの」「許されたもの」という意味のアラビア語です。 ハラルの反対は「ハラム」または「ノンハラル」と言い、イスラム教の教えで「許されないもの」を意味します。 イスラム教では豚・アルコールなどが禁止されています。 食品の場合、これらの禁止されている物を含まないものがハラルとなるのです。

増加するイスラム教徒

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イスラム教徒(ムスリム)は世界で約19億人おり、世界人口の27%にあたるとされています。
世界では、4人に1人以上がムスリムで今後もさらに増加が見込まれています。イスラム国での人口増に加えて、欧米各国内もムスリムが急増し、またムスリム人口のうち約6割の10億人がアジア・太平洋エリアに住んでいます。「ハラル」とは、アラビア語でイスラム教の教えで許されたものや行為を表し、イスラム教徒が食べられる食べ物を指します。イスラム教の教えに従った、食生活は独特でありますが、その食のマーケットは巨大で30兆、50兆円とも言われているのです。

マレーシアでは・・・?人口6割以上がムスリムのマレーシア

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人口の6割以上がムスリムのマレーシアにおいて、2020年といえばマレーシア政府が先進国入りを果たすと公約、「vision2020」の国家ビジョンを掲げています。マレーシアでは当初「1人当たりの国民所得を2011年23,700リンギから48,000リンギに倍増させる」というのは、具体的な目標のひとつでした。
マレーシアでの2014年度の1ヶ月の世帯収入の平均は5,900リンギット(約19万4000円)ですので、マレーシアの一般家庭では日本の新卒社会人と同じくらいの収入で生活していることになります。
マレーシアで掲げられたvision2020ではマレーシアをGDPを毎年8%ずつあげるというも今日を掲げています。

日本では・・・?2020年東京オリンピックに向けて加速

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近年、東南アジアからの訪日者は急増し、観光業界ではハラル対応に急いで力を入れています。
2020年といえば、日本で東京オリンピックが開催される年ですね。世界から注目を浴びる中で、親日国で日本文化に親しみを持つ国民性に加え、生産年齢人口の拡大、所得水準も場以上するマレーシアの多くの国民が、日本製品の購入、日本への旅行などに興味、関心を高めることは間違いないと言ってよいでしょう。

 

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世界中から来日する旅行者を迎え入れるために、国を挙げて交通インフラ、宿泊施設のハード面の充実をさせる中で、多国語に対応できる道案内、レストラン、「おもてなし東京」といった外国人旅行者におもてなしの心を伝えるボランティアも積極的に行われはじめ、ソフト面での充実も高まってきています。ムスリムを迎え入れる為の理解、準備は広まっているでしょうか?

日本国内で広がる取り組み

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日本国内でも「ハラル」というイスラム教の戒律に対応する取り組みは広がってきています。
東南アジアは、消費市場としても注目されていて、輸出産業もハラルへの対応を進めています。
ハラルマーケットの開拓を視野に食品分野を中心に認証取得も活発化しているのです。

日本のレストランでも認証を受け、「ハラル・レストラン」の看板を出すことは、イスラム市場が巨大化する今、大きな優位性を得ることになるのではないでしょうか。

ANAもハラル・・・!

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ANA、9月から成田=KL線でハラル機内食を提供 | レスポンス
https://response.jp/article/2015/06/30/254519.html

JALでもハラル・・・?

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空港ラウンジでハラル対応メニュー導入/日本航空(JAL) プレスリリース【健康美容EXPO】
https://news.e-expo.net/release/2015/07/post-145.html

アレーシアにお越しの際は是非ハラルメニューを召し上がってみては・・・?

 

まとめ

ムスリムの習慣、ハラル自体の理解を深め、文化に対応した製品、サービスの向上を図り、ムスリムに情報を発信していくことで2020年の絶好のタイミングでハラルマーケットでのプレイヤーとして活躍することができ、マレーシアのみならず、19億人というムスリムの巨大マーケットに乗り込むことができるということになります。

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