
マレーシアに来てあまり体調を壊すことはなかったのですが、始めて咳が止まらなくなりました。原因は・・マレーシアにお住まいの方はもうご存知。ヘイズの影響です。今回はマレーシア半島の住人の悩ますヘイズについて書いてみます。
ヘイズ(煙害)とは?
インドネシア・スマトラ島における大規模な野焼きや森林火災により発生した煙が、季節風(モンスーン)により、マレー半島やシンガポールに流されることにより生じる煙害を指します。例年は,5月~10月にシンガポール、マレーシアの一部地域で観測されます。
今年は例年よりも発生が早く,またその数値も高いことがシンガポール・マレーシア両国の関係当局から公表されており、健康上の悪影響が懸念されています。
マレーシア(KL)では9月1週目から発生し、3週目くらいから指数がかなり上がってきました。9月の2週目にシンガポールに行った際も、普段は綺麗に見えるマリーナベイサンズからの景色もかなり曇っていました。
ヘイズの健康影響
ヘイズが強い時は、粘膜が刺激され、目のかゆみ、鼻水、咽頭痛、めまいなどの症状が現れます.
もともと呼吸器系統に持病がある方は、この時期は得に注意が必要です。
私のマレーシアでの同僚もヘイズを還りみずに外でランニングし、数日間にわたり体調不良を訴えていまいした・・
ヘイズの指標
ヘイズの時期に外を見ると、白っぽい煙に覆われているような・曇っているような景色になります。
ひどい日には車の窓からの視界がかなり悪くなるので、運転時にも注意が必要です。これらの汚染指数は、毎日大気汚染指数(PSI)として毎日発表していますので、その日の大気汚染の状況を確認しましょう。マレーシアではPSI指数によっては、学校が休校になるなどの措置がとられます。
大気汚染指数の見方(PSI)
0〜50(良好)
50〜100(やや不良)
100〜200(不健康な大気状態)
長時間の屋外活動を減らすべき。
201〜300(非常に不健康な大気状態)
長時間の屋外活動を減らすべき。
ヘイズ対策
- 不要不急の外出は避ける。
- 外出時にはマスクの使用を心がける
- うがいの励行
- 水分を多く取る
マレーシア半島にお住まいの皆さん。ヘイズシーズンの体調管理気を付けましょうね!
マレーシア・シンガポールへご旅行のみなさん。マスクのご持参をお忘れずに!
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