アメリカのニュース誌『TIME』が紹介する【クアラルンプールですべき10のこと】が紹介されていました。クアラルンプール通称KLは、マレーシアの首都、そして東南アジア有数の世界都市でもあり、とても魅力的な街です。『TIME』の記事では英語で書かれているので、日本語でもご紹介したいなぁ…と思い記事にしてみました。今回は、ニュース誌『TIME』紹介されている10のことを、実際にマレーシア生活の体験を交えながら紹介したいと思います。
Bukit Bintang [ブキ・ビンタン]
Bukit Bintangは、マレーシア・クアラルンプールを代表する中心繁華街で、商業地区、
娯楽エリアです。ジャラン・ブキ・ビンタンとジャラン・スルタン・イスマイルがブキ・ビンタン交差点で交差しています。この交差点を中心とした半径1kmほどのエリアがブキッ・ビンタンエリアで、ショッピングセンター、ホテル、映画館などが立ち並び、とても賑わっているマレーシア最大の繁華街。日本でいう渋谷みたいな雰囲気です。
交差点を基点に、ブキ・ビンタン通りを東に向かうとLOT10(ショッピングセンター)やパビリオンモールがあり、その裏隣にはSungai Wang Plaza。LOT10、パビリオンモールは高級ショップが多く、Sungai Wang PlazaやBBプラザはローカルで庶民的なお店が出店されています。
ブキッ・ビンタン通りを西に向かい、JALAN ALOR(アロー通り)は中華、マレー料理、タイ料理の
屋台街。活気に満ちた賑やかな街の通りでの食事も楽しめます。
Central Market [セントラルマーケット]
以前、Central Marketはマーケットというだけあって生鮮を扱う市場でした。改装がされて、空調の効いたコロニアル様式の建物のマーケットになり、観光客向けのお土産を扱うショップやフードコートがあります。所在地は、LRTプトラ線のパサールスニ駅から北へ300mほどに位置し、チャイナタウンの入り口の近くにあります。
マーケット内は、正面から入り左手のエリアにマレー、インド、中国のゾーンになっています。
2階のフードコートでは、各州別のブースがあり、クアラルンプールでマレーシアの郷土料理を楽しむことができます。
マレーシア土産のロウケツ染めのバティック専門店、錫製品のピューター、衣料品、木製雑貨、フットマッサージ、占いなどのテナントが並んでいます。
名物のなまこ石鹸もここで買えます♪
マレーシア名物土産、ナマコ石鹸をセントラルマーケットで買ってみた | マレーシアの達人
https://tellme-malaysia.com/help/942
Banana-Leaf Dining
多民族国家マレーシアを象徴するバラエティ豊かな食事は、美味しいだけでなく、近しい人との絆を深める大事な手段。
マレーシアではバナナの葉をお皿にして、食事をする習慣があります。
バナナの葉をお皿に、ご飯やカレーを乗せて食べるスタイルで食事を楽しむことができます。
Banana-Leaf Diningの中でも、クアラルンプールで有名なのが本格的な料理が味わえる「RAJU」
見た目は普通のローカルレストランですが、朝からスゴイ人気で、マレーシアのナジブ首相も訪れたことがあるとの話です。(フツーに庶民的なお店ですが・・)
食事を食べ終えた時に、食べ終わったという合い図として、バナナの葉を半分に折ります。
茎が向こう側に見えるようにたたむのは「美味しかったです」という意味があります。
反対に折るのはあまり料理に満足できなかったというアピールになります。
RAJU Restaurant
住所:Jalan Chantek, Off Jalan Gasing, PJ, Kuala Lumpur, Malaysia
TEL:03-7956-1361
The Bird Park [バードパーク]
広大なレイクガーデンの中にあるKLバードパーク。
ごく自然に近い状態で、国内外から集めた約5000羽の鳥が飼育されています。
自由に散策でき、森林の中は日差しが強くないので家族向けの施設になっています。
※13歳以下は38RMと表示されていますが、3歳以下のお子様は無料なのでご注意ください。
また長期滞在ビザを持っている方は、「I live in Malaysia」と伝え、パスポートを提示すると割引になるようです。
KL Bird Park
住所:920 Jalan Cenderawasih Taman Tasik Perdana 50480 KL
[KL市内からタクシーで約10~20分]
TEL:03-22721010
営業時間;9:00~18:00
無休
入場料:大人RM45 / 子ども(3~12歳)RM35
公式HP:https://www.klbirdpark.com/index.cfm
Batu Caves (バトゥケイブ)
クアラルンプールから北へ約10kmの所に巨大な岩山の洞窟” Batu Caves”
インド系マレーシア人が信仰するヒンズー教随一の聖地として、時期を問わずたくさんの人たちが参拝に訪れる場所です。
階段の入り口で参拝客を見降ろす巨大な黄金色の上は「ムルガン神」、KLの街を見守っています。
ヒンズー教の人だけでなく、観光客にも人気のスポットです。
1月下旬~2月上旬のヒンドゥー教の大祭タイプーサムは、世界中からの観光客で賑わいます。
272段もの急な階段を登ると巨大な鍾乳洞があり、ヒンドゥーの神々が祀られています。
洞窟内の岩壁とヒンドゥー神話の美しい展示や壁画が幻想的な雰囲気を体感することができます。
Batu Caves
「KTMコミューター」バトゥケイブ駅(徒歩5分)
料金:RM35(大人)RM28(子供)
営業時間:8:00~19:00
無休
Islamic Arts Museum(イスラム美術館)
クアラルンプールの都市部を沿う様に南北に走るKTM鉄道があります。
西側はビジネス、ショッピングなどの商業エリアですが、東側には広大な自然公園が広がっているのです。
公園の入り口から国立モスクを通り過ぎ、歩いて3分の所にあるのが「Islamic Arts Museum」
イスラム建築に欠かせないタイル絵の柱が出迎えてくれ、中に入るとイスラム教のシンボルの一つとも言えるドームがあります。
それぞれが息をのむ美しさです。
館内では、イスラム教に関する美術、建築等の展示品や、イスラム教を信仰する国々の生活様式、装飾品などをを見学することができます。
Islamic Arts Museum
Jalan Lembah Perdana 50480 KL
TEL:603-2274-2020
公式HP:https://www.iamm.org.my/i_ex/
MAP
MAPは、現代的なアイディアを探求する芸術と文化のプラットフォームです。
展示場、劇場、お店で構成されていて、映画、芸術、音楽、舞台などのクアラルンプールの最新の芸術を鑑賞することができます。
MAP
住所:No 1 Jalan Dutamas 1Kuala Lumpur, Malaysia
TEL:(60-3) 6207 9732
No Black Tie(ノーブラックタイ)
クアラルンプールの中心にあり、地元の人たちに長年愛され続けているジャズの名門のBar。
ライブは定期的に入れ替わりますが、クオリティが高く、本格的なJazz演奏を鑑賞することが
できます。
No Black Tie
住所:17, Jalan Mesui Off Jalan Nagasari 50200 Kuala Lumpur
(ブキッビンタン駅から徒歩5分)
営業時間:17:00~25:00
不定休
公式サイトURL: https://noblacktie.com.my/
Events | No Black Tie イベントカレンダー
https://noblacktie.com.my/calendar/events/
Little India
インド人街と言われるディープなインド文化が息づき、色使いも派手なエリア。
クアラルンプールには「ブリックフィールズ」と「トゥンク・アブドル・ラーマン」2つのインド人街があり、インド系マレーシア人の集まる場所です。
サリーやパンジャビなどインド系の衣装のお店、屋台はタミール地方が多いインド系マレーシア人のために南インド料理が多く提供されています。
観光客も散策を楽しめる場所になっています。
Little India
住所:JL Masjid Kuala Lumpur
Petronas Twin Towers
ペトロナスツインタワーは、世界一の高さを誇るツインタワー。
88階建ての高さは452m。
イスラム的デザインが美しい、マレーシアのシンボルです。
41階(地上170m)に掛けられたスカイブリッジからは、クアラルンプール市内の街並みを一望することができます。
ツインタワーの下にある、スリアKLCCと呼ばれる巨大複合施設の中には、高級ブランド店、紀伊国屋、伊勢丹、フードコートなどが並んでいます。
併設されたKLCC公園では、夜のライトアップ噴水ショー、水族館「アクアリアKLCC」、「マレーシアフィルハーモニー管弦楽団」(本拠地)のコンサートホールが併設されています。
Petronas Twin Towers
Rapid KL クラナジャヤ線KLCC駅直結
入場料: RM80(大人)RM30(子供)
入場可能時間: 9:00~21:00
定休日:月曜休み
※チケットの発売は8:30~/金曜日の13:00~14:30は休み
※オンラインで購入可能
URL: https://www.petronastwintowers.com.my/
いかがでしたか?
今回はアメリカのニュース誌TIMEでおすすめしているKLでするべき10のことを紹介しました。
直訳ではありませんが、元の記事を英語で読みたい方はこちらもご覧下さい。
Kuala Lumpur: 10 Things to Do — Introduction – TIME
https://content.time.com/time/travel/cityguide/article/0,31489,1994946_1994941_1994884,00.html