最近、ラブアン島の設立でご質問、お問い合わせを多数いただいております。そこで、ラブアン島の会社設立の全体の流れと必要書類についてまとめてみました。
1会社登記の流れ
まずラブアン島で会社登記をするまでに必要な書類です。
弊社からお見積もり書をお送りし、着金が確認でき次第、ご提出いただく書類は以下の通りです。
(1)【パスポート】★公証人役場での承認(英語でお願い致します)
法人代表者の方のパスポート全ページのPDF化 まずはデータをメール又はチャットで送付願います。
(1−2)のデータを全ページの印刷
(1−3)※お近くの公証人役場での承認(Certify)
(1−4)承認後、スキャンデータをメール又はチャットでお送り下さい。
(1−5)原本は全ての書類が揃った後、一括でラブアンまで郵送手続きをお願いします。
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(2)【ご本人名義の公共料金の請求書】★公証人役場での承認(英語でお願い致します)
(1−2)日本語の場合は翻訳をお願い致します。
(1−3)※お近くの公証人役場での承認(Certify)
(1−4)承認後、スキャンデータをメール又はチャットでお送り下さい。
(1−5)原本は全ての書類が揃った後、一括でラブアンまで郵送手続きをお願いします。
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(3)【英文履歴書】
(3−1)テンプレートに全ての学歴、職歴を英語でご記入下さい。
(3−2)ワードフォーマットのまま確認を行いますので、 メール又はチャットでお送り下さい。
(3−3)確認後、サイン欄にサインをご記入下さい。
(3−4)サイン後の履歴書スキャンデータをお送り下さい。
(1−5)原本は全ての書類が揃った後、一括でラブアンまで郵送手続きをお願いします。
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(4)【弁護士、会計士、銀行いずれか】
からの英文推薦状を2通(銀行の場合は英文の銀行明細書)
(4−2)承認後、スキャンデータをメール又はチャットでお送り下さい。
(4−3)原本は全ての書類が揃った後、一括でラブアンまで郵送手続きをお願いします。
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(5)【事業計画書】
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(6)【英文卒業証書】★公証人役場での承認(英語でお願い致します)
ビザ取得希望の場合はこれまでの全て(高校、大学、大学院など全て) 英文卒業証書の取得と
(6−2)お近くの公証人役場での承認(Certify)
(6−3)承認後、スキャンデータをメール又はチャットでお送り下さい。
(6−4)原本は全ての書類が揃った後、一括でラブアンまで郵送手続きをお願いします。
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(7)【質問票】
(こちらからお渡しするものに記入いただきます)
全ての書類が揃い次第、会社名の登記をラブアン金融庁に申請します。
申請が通ると、Form7というラブアンの会社設立証明書が電子ファイルにて発行されます。会社名と登記番号(Company No.)が発行されます。
2ラブアンカンパニー法人口座の開設
会社名の登記が完了後、現地のスタッフの付き添いの元、口座を開設しに行きます。
2-1. 法人銀行口座
クアラルンプールの場合、
1.UOB銀行
UOB Malaysia
https://www.uob.com.my/default/index.page
メリット -KL クアラルンプールでの開設が可能 (ラブアンに銀行開設のために行く必要なし) -複数通貨対応 デメリット -開設のために必要なデポジット MYR 50,000 (開設後引き出し可能) -開設に時間を要する場合がある
2.Srandard Charted 銀行
Standard Chartered Malaysia – Standard Chartered Malaysia
https://www.sc.com/my/
メリット -KL クアラルンプールでの開設が可能 (ラブアンに銀行開設のために行く必要なし) -複数通貨対応 デメリット -開設のために必要なデポジット USD 10,000 (開設後引き出し可能)
3.ラブアン島での開設の場合はCIMB Bank Labuan支店
CIMB BANK BERHAD, LABUAN OFFSHORE BRANCH – Labuan IBFC
https://www.labuanibfc.com/page/235/cimb-bank-berhad-labuan-offshore-branch.html
メリット -開設資金が安価 USD 1000 MYR 1000 合計 約 MYR 5000 (開設後引き出し可能) -複数通貨対応 デメリット -ラブアン島に行く必要あり -クレジットカード発行不可
を推奨しております。
どの銀行も開設時に社印(マレーシアではチョップと呼ばれています)が必要です。会社名と登記番号が記載されている印鑑が必要となります。弊社提携先にて発注することも可能です。その場合は銀行開設時に付き添いの担当者にRM10をお支払い下さい。
2-2. 法人口座開設に必要な書類
・口座開設申請書
・FORM 13 株式割当て書類
・ラブアン島オフィス登録書
・基本約款
・取締役決議書
等、銀行によって異なりますが、書類は全て弊社側で用意し、内容にサインをして返送して頂きます。
2-3. 法人口座開設手続き当日に必要な物
口座開設はラブアン島またはクアラルンプールの銀行にお越し頂きお手続きをします。
・パスポート
・名刺(必須ではありません)
・会社印(弊社提携先に依頼いただく場合は当日現金でRM10をご用意下さい。)
当日は弊社の提携先担当者と現地にて待ち合わせして頂きます。基本的には英語のコミュニケーションのみとなります。日本語の担当者の付き添いが必要な方は別途ご相談下さい。
当日は銀行側の担当者、弊社提携先の担当者、お客様の3名で必要書類へのサインをして頂きます。法人開設手続きから約2週間で口座番号が発行されます。
口座開設の通貨は
・Current Account(当座預金口座)通貨:マレーシアリンギット
・Multi Currency Account (外貨口座)通貨:USD、日本円等
の2種類の口座を開設できます。外貨口座一つでUSD、日本円、その他通貨の取引が可能です。
2-4. 法人口座へのディポジット入金
法人口座開設手続きから10営業日〜2週間で当座預金口座の口座番号が発番されます。
その後、口座開設のためのディポジット(各銀行のデポジット金額をご参照下さい。)を法人口座開設の連絡後に入金頂きます。
※ご入金後、口座開設の許可が下り次第引き出し可能です。
CIMB Bank Labuan 支店 (ラブアン島)
・Current Account(当座預金口座) MYR 1,000
・Multi Currency Account (外貨口座)USD 1,000
相当のマレーシアリンギット(約MYR 5,000 = 約JPY 13万5000)をデポジットとして法人口座に入金頂きます。
※ご入金後、口座開設の許可が下り次第引き出し可能です。
2-5. 法人口座オンラインバンキングを申し込みの場合、端末の引き取り
口座開設後、銀行担当者から再度連絡が入り、オンラインバンキング専用の端末(トークン)を銀行まで引き取りに行って頂きます。(ラブアン島又はクアラルンプール)有償での転送も可能です。
3ビザ申請
ビザ申請に必要な物
・英文カバーレター、英文履歴書
(お持ちでない場合はテンプレートに日本語で必要事項をご記入頂きます。)
・パスポート全ページのPDF
<注意>
コピーしたパスポートの全ページにご本人のサインをし、
(Nortary Public: 公証人のスタンプを取得したものをご提出下さい。)
公証人は日本国内でもマレーシア国内でも構いません。
スタンプを取得しに行く際は
-ご本人のパスポート原本
-(全ページサイン済みの)パスポート全ページのコピー
をご持参下さい。
・写真(白背景)3.5cm x 5.0cm 6枚
全ての書類が揃い、申請が通るまで約7週間かかります。
申請が通過次第、ビザ(Work Permit)をラブアン島までご本人が取りに来ていただく必要があります。
※一回(クアラルンプールから日帰りでも可能
ファストトラックサービスRM1,000で3週間に期間を短縮することも可能です。
ビザの申請中はマレーシア国外に出ている必要があります。
【ラブアン島のビザ引き取り時の持ち物と注意事項】 a. イミグレーションのビザ引き渡しにRM1225かかります。 ご用意をお願いします。 b. (a.)のイミグレショーンフィーは現金のみの受付可能です。 c. イミグレーションから公式の領収書が発行されます。 d. ラブアンへの渡航日程が決まり、航空券を予約したら、 航空券の旅程表をお送りください。
まとめ
以上がラブアン法人の会社設立からビザ申請までに必要なステップと準備書類についてです。ラブアン法人の会社設立についてご質問は以下の緑ボタン”詳しくはコチラ”よりお問い合わせ下さい。